舞台あいさつに出席した（左から）柳俊太郎、八村倫太郎、岡田結実

　ダンス＆ボーカルグループ「ＷＡＴＷＩＮＧ」の八村倫太郎、俳優の柳俊太郎が１６日、都内で行われたダブル主演映画「他人は地獄だ」（児玉和土監督、公開中）の舞台あいさつに出席した。 　韓国発のＷＥＢコミックが原作の、緊張感あふれるサスペンスホラー。本作が映画初主演の八村は「僕、あんまり実感なくて。ていうのも５月くらいに撮って、あっという間に公開になったので」と戸惑いを隠せない様子。それでもＳＮＳで反応やお祝いのメッセージが集まっているようで「もう少ししたら『ああ主演、俺がやってる』ってなるかも」と笑い、ＭＣから「（雰囲気を）味わってください」と言われると「あざす」と笑みを浮かべた。 　この日は、映画をまだ見ていないファンを前に、キャストそれぞれが自身の演じた役を紹介。キリシマを演じた柳は「めちゃくちゃかわいらしい。俺だよね、ヒロインは？」と全員に確認。これにはヒロインのメグミ役を演じた岡田結実も「負けました」と認めるしかない様子だった。柳はおちゃめに振り返る一方で、「監督と意思あわせの段階で、どことなく違和感をつけたいと話していた。不思議な存在なので、人形感というか変な違和感とか絶妙な動きとか意識して作った。難しかった」と役作りに苦戦。八村も「普通でいることの難しさ」はあったというが「あまり作り込みすぎず、素直に向き合ったのが大事だった」と演じきった。 　映画にちなんで悪夢だった経験を聞かれると「多々ありますね」と八村。「家だからよかったんですけど…」と前置きした上で「お手洗いに行って、座る方が終わった後に紙がないことに気づいて。最悪です」と黒歴史を暴露。「頑張りました」と苦笑いすると、岡田から「どうしたの？」と疑問が。「（トイレットペーパーの）芯を…」と回答すると、これには岡田や女性ファンからは悲鳴があがった。一方、男性キャスト陣は「芯をどうやって？」とツッコまれていた。 　共演した岡田結実、三浦健人、鈴木武、星耕介も出席した。