八戸市の酒蔵で“日本酒”の仕込み作業が本格化
青森朝日放送
ユネスコの無形文化遺産に登録される見通しになっている日本酒の話題です。八戸市の酒蔵では、日本酒の仕込み作業が行われています。 八戸市湊町にある「八戸酒造」では、9月上旬から今シーズンの日本酒造りが始まっていて、現在作業が本格化しています。 11日は、酒造りの最も重要な工程の一つ、蒸した米に麹菌を吹き掛ける作業などが公開されました。 日本酒はこうした伝統的なおよそ10の工程を経て、3週間から1カ月ほどで完成するということです。 日本酒は、焼酎や泡盛などとともに日本の「伝統的酒造り」として、ユネスコの無形文化遺産に登録される見通しにもなっています。 【八戸酒造の杜氏 駒井伸介常務】 「日本の米文化、酒文化を担う者として、恥ずかしくないものを造り続けて、お客さまに喜んでいただきたいなと思っております」 「八戸酒造」の日本酒の仕込み作業は、2025年6月いっぱいまで続きます。一升瓶換算で年間30万本ほどを出荷しているということです。