【速報 ジロ・デ・イタリア2024】ポガチャルは大会5勝目、マルティネスが総合2位へ/第16ステージ
上りきった先で、フィニッシュ脇を通過しつつ急降下したら、次は南西から攻める。1度目は2級に指定されたが、2度目にして最終登坂は、もちろん1級山岳(11.8km、6.6%、13%)。つまり1等賞の選手には、最大級の山岳ポイントが用意されている。 2度目の登坂路は2022年ツアー・オブ・ジ・アルプスの初日でも使用され、勾配が比較的易しい序盤5kmは、カーブがほぼ存在しない。ところが中盤に入ると突如ヘアピンカーブが出現し、同時に勾配も跳ね上がる。2km弱にわたり8.5%の難ゾーンが、さらには3km弱にわたり10.5%の激ゾーンが待ち受ける。 ラスト2kmでほんの少しだけ勾配が和らぐが、すぐに8%強に立ち返る。最後の最後まで、決して力を緩めることは許されない。 ステージ詳細テキスト:宮本あさか
J SPORTS 編集部
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