強い冬型、大阪は最低気温0.2度 ── ラーメン店は朝から繁盛の様子
18日の近畿地方は、強い冬型の気圧配置の影響で、昨日に引き続き朝から厳しい冷え込みとなった。大阪管区気象台によると、同日の大阪市内の最低気温は0.2度だったという。
ハトがうずくまり、落ち葉そうじも大変
同日朝、同市阿倍野区の桃ヶ池公園に行くと、たくさんのハトが日なたでうずくまるように丸くなっている光景が見られた。散歩に来ていた男性は「ほんま寒いな、晴れてて池はきれいやけどなぁ」などと背中を丸めながら歩いていった。 同市東住吉区の長居公園では、多くの木々が風に揺れ、歩道などには大量の葉が落ちていた。清掃を担当する男性は「いやぁ、ずいぶん強い風でしたしね。きっちり片づけます」と汗をかきながら清掃に取り組んでいた。
道頓堀は朝からラーメン店繁盛、「グリコ看板元気そう」の声も
同市中央区のなんば駅周辺の気温計は5度を表示。だが、岸和田市から来たという40代の男性は「家でる時に山手を見たら雪があったとおもいますよ。かなんなぁ」と苦笑。オープンスペースの立ち食いラーメン店では、温かいラーメンをすする人たちの姿もみられた。 道頓堀のグリコ看板前も、さすがに朝は人がまばらだったが、通行人からは「あんな涼しい格好したグリコ(ゴールインマーク)見ただけで寒いわ」などと話し、周囲の笑いを誘っていた。 同気象台によると、19日の近畿地方は移動性の高気圧に覆われるため、中部や南部では概ね晴れ。だが、北部では寒気の影響で雲が広がりやすいという。