「悲劇として終わらせないよう協議すべき」村田諒太が日本ボクシング協会に訴え!穴口一輝さんの訃報を暗に示す
2月7日、ボクシングのミドル級元世界王者の村田諒太氏が、日本プロボクシング協会(JPBA)に対し「悲劇として終わらせないよう協議すべき」と自身のインスタグラム(@ ryota_murata_official)で訴えた。 昨年12月プロボクシング日本バンタム級タイトル戦後に救急搬送され、開頭手術を受けるも意識を回復することなく、今月2日に死去した元日本同級ランカーの穴口一輝さん。23歳という若さで帰らぬ人となったことに関係者も悲しみに暮れている。 そんななか村田氏は真っ黒の画像とともに「ボクシングはレギュレーションの再設定が必要かどうかを話し合うべきで、長期ラウンドの必要性、是非、ストップのタイミングなど、安全性に対しての対策や検証もしないで終わらせてしまえば、なにも改善されないし変わらない」と言及したうえで、以下のように続けた。 「安全性を高められれば競技人口の増加にも繋がるだろうし、そういった検討をしているのだろうか。業界として未来を見るのであれば、悲劇として終わらせないよう協議すべきではないか」 穴口さんの名は出していないものの、現在のボクシング界に鋭い提言を行なった村田氏。はたしてボクシングの在り方は変わるのだろうか....。 構成●THE DIGEST編集部
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