北大阪急行電鉄、2025年3月から全駅にてクレカなどを使用したタッチ決済による乗車サービスの導入を予定

　北大阪急行電鉄、三井住友カード、ビザ・ワールドワイド・ジャパン、ジェーシービー、QUADRACは2025年3月に、北大阪急行電鉄の全駅において三井住友カードが提供する公共交通機関向けソリューション「stera transit（ステラ トランジット）」を活用したタッチ決済対応のカード（クレジット・デビット・プリペイド）や、同カードが設定されたスマートフォンなどによる鉄道乗車サービスを開始予定であることを発表した。あわせて、コードを活用した乗車券のサービス導入も予定している。 ●大阪・関西万博を視野に 　クレジットカードやデビットカードなどを用いたタッチ決済による乗車が導入されることで、ICカードへのチャージが不要になり、手持ちのタッチ決済対応カードや同カードが設定されたスマートフォンなどを、自動改札機に新たに設置される専用リーダーにタッチして改札を通過できるようになる。   　タッチ決済による乗車サービスの対象駅は、北大阪急行電鉄の全駅（箕面萱野・箕面船場阪大前・千里中央・桃山台・緑地公園）で、専用リーダーを設置した自動改札機がそれぞれの改札口に1台設置される。 　対応決済ブランドは、Visa、JCB、American Express、Diners Club、Discover、銀聯で、Mastercardの追加も予定している。 　あわせて開始を予定するコードを活用した乗車券のサービスでは、スルッとKANSAI協議会に加盟する鉄道・バス事業者が共通で利用することを前提に構築した、コード乗車券サービス「スルッとQRtto（スルッとクルット）」を活用する。