【Jr.ウインターカップ】HOOPS4HOPEが4強進出!主導権を握って快勝[中学バスケ]
HOOPS4HOPEがリバウンドから得点につなげる
1月6日、「Jr.ウインターカップ2024-25 2024年度第5回全国U15バスケットボール選手権大会」女子準々決勝でたんぽぽバスケットボールクラブ(埼玉)とHOOPS4HOPE(千葉)が対戦。HOOPS4HOPEが15点リードして迎えた3Q、たんぽぽクラブは18-14と巻き返しを見せたが、HOOPS4HOPEが70-59で勝利。ベスト4進出を決めた。 【写真】たんぽぽバスケットボールクラブ対HOOPS4HOPEの写真ギャラリー(20点)をチェック たんぽぽクラブは接戦となった2回戦でJ,sphere(愛知)に57-54で勝利し、3回戦で山形ワイヴァンズU15女子(山形)に53-46で勝ち上がった。No.5工藤結心が引っ張るチームである。対するHOOPS4HOPEは、1回戦でLakeForce(滋賀)に55-22、2回戦で純心中学校(長崎)に63-53、3回戦で秋田ノーザンハピネッツU15女子(秋田)に65-41で下して準々決勝進出。No.13田原莉桜、No.20中澤希乃が得点源のチームである。 HOOPS4HOPEは、No.14森園月愛の3Pシュートで先制するとNo.7木村晴愛、No.13田原莉桜も続いてシュートを決める。対するたんぽぽクラブはNo.32狩野百香がスピードを生かしてレイアップで初得点すると、No.24星野千尋が3Pシュートを成功させた。互いにいい入りをしたが、リバウンド争いで優位に立つHOOPS4HOPEがNo.20中澤希乃、No.5笠原芙美らが連続してシュートを決めて15-5と2桁差を付けた。ここでタイムアウトを取ったたんぽぽクラブは、No.55青木心夢がベースラインドライブからレイアップ、ミドルシュートと連続得点したが、HOOPS4HOPEの19-9で1Qを終えた。 2Q、早めに点差を詰めたいたんぽぽクラブは、No.55青木のスティールからNo.32狩野が速攻で得点。さらにNo.24星野のシュート、No.77田島優奈の3Pシュートと徐々にオフェンスが活性化した。しかし、HOOPS4HOPEはNo.78中平結心、No.17桶野千馨が3Pシュートを射抜くなどで2桁差をキープし、35-18でハーフタイムを迎えた。HOOPS4HOPEは出場8選手中7選手が得点。26-16とリバウンドでも優勢に立った。 3Q、たんぽぽクラブはNo.55青木、No.32狩野、星野が得点。トランジションから速い展開で点差を詰めていく。HOOPS4HOPEはタイムアウトを取って間を作ったが、たんぽぽクラブは勢いをキープ。残り5分半にはNo.55青木が3ポイントプレーを成功させると、直後にスティールからNo.5工藤が決めるなど、1分弱で9-2のランを作った。あと2点で一桁差まで迫ったが、HOOPS4HOPEはNo.14森園のシュートで流れを止めると、No.30吉岡藍、No.5笠原が得点。49-36とリードをキープして3Qを終えた。 3Qは18-14と上回ったたんぽぽクラブは4Q、まずNo.5工藤がフリースロー3本を決めて10点差に。しかし、HOOPS4HOPEはNo.5笠原らの得点で2桁差を守る。その後も、No.7木村、No.30吉岡らのシュートでリードをキープしたHOOPS4HOPEが70- 59で勝利した。 HOOPS4HOPEは、No.7木村がチームトップの15得点。さらにNo.20中澤が12得点、No.30吉岡も10得点と3人が2桁得点をマーク。たんぽぽクラブは、No.55青木が15得点、No.32狩野が14得点、No.5工藤が11得点、No.24星野が10得点を記録。たんぽぽクラブは3Pシュートを7本成功(試投数35)させたが、リバウンドではHOOPS4HOPEが53-38と上回った。