「失敗が怖くて…」挑戦する勇気がない人を一瞬で変える「魔法の言葉」とは?
発明王エジソンの言葉で、「私は失敗したことがない。一万通りのうまくいかない方法を見つけただけだ」とあるように、失敗もまた“1つの成果”です。 「失敗は、成功に近づくための学び」とも言い換えられます。 成功か失敗かの2つの道に別れているのではなく、成功まで地続きで、その過程に失敗があるイメージですね。学びやデータを得られたのなら、“無意味な失敗”はなく、「すべては、自分を成長させるためにある」ってことです。 そして、これに関することで、ぼくは「努力」を「工夫」と言い換えています。 「努力」と聞くと精神論っぽくて、「努力する」といっても何をすべきかぼやけるんですよね。気合で成功することはそんなになくて、仮説と検証を繰り返しての地道な積み重ねだったりするので。 「工夫する」と言い換えるだけでも、試行錯誤するイメージが湧いてくるし、クリエイティブに考えるスイッチが入るので、やるべきことが見えてきます。 ただ言葉を換えただけの単純なことだけど、しかし、言葉の力は大きいです。 いわれた言葉や使う言葉で、自分の性格が変わる力もあるくらいですから。 どうせ使うなら、自分にとって良い影響がある言葉を使いたいですね! あなたならできます!どんどん、“実験“していきましょう! ● 失敗したら人はバカにするかも? でも最後に笑うのは挑戦者だ 失敗が嫌だと思う原因の1つに、「人目が気になる」というのがあります。 失敗した時に、「人から笑われたり、バカにされるのが嫌」というもので、「失敗したら恥ずかしい」という恐怖があるから気にしちゃうってことですね。 でも、自分が自分のことしか気にしていないように、他人からは何とも思われていないのが実情だったりします。
それも踏まえて、失敗した時に、自分を納得させるために想像してみてください。 「その失敗は、自分が寿命を迎えて死ぬ間際でも思い出すようなことか?」って。 それで、「死ぬまで脳裏に焼きつく失敗じゃないなら大丈夫」ってことです。 そこまでの印象に残らなそうなら、忘れることもできるハズなので。 だいたい、去年失敗したことすら覚えていないので、この先も大丈夫です。 ● 何度失敗しても大丈夫! 挑戦し続ける限り常に『次』はある そんな失敗の恐怖心を下げたうえで伝えたいのが「“次”を用意しておくといい」ってことです。 目標を達成するために、「常に“次”がある」という心理状態を保っていることで、失敗してもめげずに前を向けます。 たとえば、作品を応募して結果が悪かったら、モチベーションが下がります。 時間と労力をかけて作ったものほど、ダメだった時のショックもデカいですね。 こうした時、結果を待つ間に、次に応募する作品の制作を進めておくことで、今の結果が悪かった時、「まだ次に応募する作品があるから大丈夫!」と思えます。 要するに、“予備”や“保険”です。これは、受験や就活でも同じですね。 「これがダメでも次がある」という予備や保険があると、心が軽くなります。 常に“次”を用意しておくことで、“今”にかける想いを軽くしているのです。 そもそも、「なぜ落ち込むのか?」「なぜやる気がなくなるのか?」というのは、結果を期待しすぎているからです。 それを「期待しない」という意気込みだけでどうにかするのは無理なので、予備や保険のストックを用意して、期待を分散させる作戦です。 “気持ち”ではなく“仕組み”で、モチベーションを維持するのがポイントです。 常に次を用意して行動し続けることで、自然と継続できて数を打てるので、気づいたら結果が出ていたりします。 結論、「失敗が怖いなら、挑戦の数を増やすといい」ってことです。 的当ても、一回勝負なら緊張しちゃうけど、百回勝負なら気軽に投げられます。 「一度きりの挑戦」だと思うから怖くて行動できないし、失敗した時にショックなので、「まだ次がある」という予備や保険があれば、恐れず迷わず挑戦できます。 失敗しても大丈夫!挑戦し続ける限り、常に次があります!
コハラモトシ/樺沢紫苑