水道管凍結に注意!10日朝にかけ平地で氷点下4℃予想…“プチプチ”で防止 「チョロ出し」は極力避けて
山陰中央テレビ
この寒波の影響で注意しなくてならないのが、水道管の凍結です。今のうちにできる対策、そして凍結してしまった場合の対応を聞きました。 10日の最低気温は、平野部でも水道管が凍結する目安となる氷点下4℃の予想です。4年前の寒波では、米子市内で水道管の凍結や破損が相次ぎ、大規模な断水につながりかねない事態となりました。今のうちにできる対策を松江市上下水道局に聞きました。 ポイント1:「防止対策」 むき出しの水道管や蛇口への対策が必須です。 松江市上下水道局・川上智章主任: 気泡緩衝材、プチプチと言われるものですが、これをまずは巻きつけていきます。 タオルを巻き、濡れないようにビニールをかぶせて、冷たい外気に触れないようにします。 ポイント2「凍結した場合の対処」 それでも凍結した場合は、タオルを巻いてゆっくりぬるま湯をかけて溶かします。 ポイント3「水道管が破損した場合の対応」 破損した場合は、水道メーターの蛇口を閉めて漏水を止め、工事事業者に連絡します。 ところで松江市上下水道局は、凍結防止策の一つとして挙げられるいわゆる「チョロ出し」について、多くの世帯が一斉に水を出し続けることで「断水」や「減水」に繋がる恐れがあるため、極力避けてほしいと呼びかけています。 松江市上下水道局・川上智章主任: 今日の夜から寒波が来ると想定されますので、しっかりした防寒対策と自宅の水道メーターの位置を確認していただければと思っています。 寒波が落ち着いたころに破損が発見されることもあるので、しばらくは注意が必要です。
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