青柳優馬、デビュー10周年記念試合は「宮原健斗」「本田竜輝」「大森北斗」と1日シングル3試合「ふんだんに青柳優馬をばらまく」…6・8松本
全日本プロレスは20日、都内の事務所で会見し6月8日に長野・松本市のキッセイ文化ホールで行う青柳優馬デビュー10周年記念試合を発表した。 青柳優は高校を卒業後の2014年4月に全日本に入門。同年12月14日に後楽園ホールでの宮原健斗戦でデビューした。 2022年にチャンピオンカーニバル初優勝、昨年7月には三冠ヘビー級王座を初奪取するなど王道マットのトップ戦線で活躍している。 ふるさとの松本市でのデビュー10周年記念試合は、異例のシングル3試合。大森北斗、本田竜輝、そしてデビュー戦の相手だった宮原健斗と1大会で3試合に挑む。 会見で青柳優は「節目の大会なんで特別のゆかりのある選手、ゲスト選手を呼ぼうかなと考えたんですが」と切り出す、今のご時世、正直、交流戦だったり対抗戦っていうのがプロレス界全体で薄味に感じてしまうので、全日本プロレス内部だけで力をつけて、全日本プロレスを世に広めたいという意味も込めて1日3試合をやるという初めての企画に挑戦。試練の三本勝負を行いたい」と明かした。 対戦する大森について「試練とも言いがたいんですけど、5月6日の後楽園大会で何かの間違いでしょうけど負けてしまいました。汚名返上ということで組みました」と明かした。本田は「彼は一挙手一投足が腹立つんで、ぶちのめしたい。ボコボコにしたいがために組んだカード」と見据え、宮原は「いろんな面で思い入れがある。デビュー戦の相手でもあるので、10年という節目の時でもあるので、同じ団体に10年間、一緒にいるのも今の時代難しいので、そういうことも大切にしながら組みました」と万感を込めた。 対戦順は今後、発表となるが過酷な1日3試合に「ふんだんに青柳優馬をばらまいて、青柳優馬を楽しんでもらえる大会にしたい」とメッセージを送っていた。
報知新聞社