大谷翔平に次ぐ日本選手の歴代2位!鈴木誠也「デビューから3年間で25.8打席に1本塁打」「デビュー3年連続2桁アーチ」は3人目
◇28日(日本時間29日) ブルワーズ4―2カブス(ミルウォーキー) カブスの鈴木誠也外野手(29)は敵地のブルワーズ戦で10号ソロを放つなど4打数1安打、1打点3三振だった。 これで「デビューから3年連続2桁アーチ」は、メジャー日本選手で3人目。2003~2005年ヤンキースの松井秀喜(16本、31本、23本)、08~10年カブスの福留孝介(10本、11本、13本打)に続く快挙となった。 また、「デビュー3年間で44本塁打」も、松井秀喜の70本、18~20年エンゼルスの大谷翔平の47本に次ぐ同歴代3位に浮上した。 ただし、ドジャース・大谷翔平のメジャー3年目だった20年(当時エンゼルス)はコロナ禍でシーズン60試合に短縮。通常の162試合シーズンに限れば、大谷の「デビューから3季(18、19、21年)で86本塁打」は歴代トップとなる。 鈴木が光るのは、デビューから3年間の「本塁打率」だ。頭抜けたトップは大谷翔平の「18・4打席に1本塁打(863打席47本)」だが、鈴木の同「25・8打席(1134打席で44本)」は、松井秀喜の「26・2打席(1836打席で70本)」を上回るメジャー日本選手の歴代2位となっている。 デビューから3年間のアーチ数が多い以下のメジャー日本選手の本塁打率は、井口資仁(元ホワイトソックス)が同「36・5打席(1531打席で42本)」、城島健司(元マリナーズ)が「35・1打席(1370打席で39本)」、福留が「47・7打席(1622打席で34本)」。 また、鈴木はこれで「メジャー通算44本塁打」。これは井口に並ぶメジャー日本選手の歴代5位となった。同最多は大谷翔平の196本で、これに松井秀喜の175本、イチロー(元マリナーズ)の117本、城島の48本となっている。(写真はAP)
中日スポーツ