今季のホワイトロード通行台数16%減 紅葉遅れ、復旧工事影響
環境農林建設委では、農林業公社が白山市と岐阜県白川村を結ぶ「白山白川郷ホワイトロード」の今季(6月14日~11月10日)利用状況について、有料区間の通行台数が前年比16・3%減の3万9466台だったと説明した。落石に伴う復旧工事や高温の影響で紅葉のタイミングが例年より遅かったことが影響した。 落ち込みが最も大きかったのは10月で、前年の1万6736台から1万3679台に減少。落石に伴う復旧工事で約20日間にわたって岐阜県側が通行止めとなった6月は4549台から2442台に減った。 ●県「供用延長を検討」 紅葉の遅れが利用減につながったことを受け、農林業公社の三浦富士夫理事長は「供用期間を延ばすことも考えなければいけない」と延長を検討する方針を示した。横山隆也氏(自民)が要望した。