雨上がりの「駅のベンチ」の様子がおかしい 座れば大惨事になる仕様が話題に
ベンチの設置で「ユニバーサルデザインのまちづくり」に取り組む地域も
「駅に設置されたベンチ」が話題になったことに関連して、ここからは「住みよいまちづくり」のために「ベンチ」を活用している地域について紹介します。 東京都世田谷区では、まちなかに休憩できる場を増やすことによって「いっそう多くの人が、さまざまな活動に参加できる地域社会の実現」を目指しています。 気軽に外出できるユニバーサルデザインのまちづくりの推進に向けて「ベンチの設置費用補助(ユニバーサルデザイン生活環境整備補助金)」といった制度も設けています。 ちなみに、補助対象者は「商店、商店街、社会福祉法人等(個人住宅への設置は対象外)」となっており、補助額は「1台あたり上限3万5000円、1団体あたり上限10万円。ベンチ購入費又はベンチ製作費に対して、全額補助」となっています(条件の詳細や手続き方法等は、世田谷区ホームページをご確認ください)。 外出中に気軽に休憩できる場所が多くあれば、安心して地域を移動することができそうです。街でよく見る「ベンチ」ひとつでも、街の住みよさにつながっているといえるでしょう。
ときには「街のベンチ」に目を向けて歩いてみては
いかがでしょうか。今回は、Xで話題になっている「窪みに雨水が溜まった、駅のベンチ」を紹介しました。 雨が降ったことによって、芸術作品のごとく幻想的な雰囲気になっていたベンチ。 街を歩いている際に、意識的に「ベンチ」に目を向けることは多くないかもしれませんね。たまには「どんなベンチがあるか」に目を向けて歩いてみると、ポストのような新しい発見に出会える可能性がありそうです。
参考資料
・@sqmfaster ・世田谷区 ベンチの設置費用補助(ユニバーサルデザイン生活環境整備補助金)のご案内
小野田 裕太