軽カーだけで200台超集合! 痛車からアゲ系まで集まる「KING OF K-CAR MEETING」とは? 日本全国から集まったカスタム軽カーを紹介します
軽自動車好き・カスタム好きが気軽に参加できるイベント
日本一のカスタム軽カーを決めるドレスアップカーコンテスト「KING OF K-CAR」を主催するハーテリーが主催する「KING OF K-CAR MEETING vol.9」が2024年6月9日(日)に岡山国際サーキットで開催されました。このイベントは、「KING OF K-CAR」の雰囲気をハイエンドユーザーだけでなく、エントリーユーザーにも体験してもらおうという趣旨で開催されています。 【画像】痛車からアゲ系リフトアップまで! さまざまな軽カーを見る(27枚)
200台超の軽カーが大集合
日本のカスタムカー文化の発展が凄まじい。独自性に秀でたオーナーたちがさまざまなジャンルからアイデアを引き出したクルマは、全世界が注目している。そうした現状の中、日本一のカスタム軽カーを決めるドレスアップカーコンテスト「KING OF K-CAR」にエントリーするには、まだそのレベルに達していないと考えるオーナーも少なくないだろう。そうしたコンテストへの参加には躊躇するオーナーたちがアピールできる場として、ハーテリーは気軽に参加できるミーティング形式のイベントを開催した。会場の場所は、あえてKING OF K-CAR日本一決定戦の地である岡山国際サーキットが選ばれた。 会場に集まったカスタム軽カーは、200台を軽くオーバー。そのナンバーを確認すると、中国、四国、近畿を中心に九州、北陸、東海、さらには関東からの遠征組も参加し、このイベントの人気ぶりがうかがえる。車種バリエーションは人気のダイハツ「ムーヴ」、ホンダ「N-BOX」、ダイハツ「タント」などのトールボディ系や2ボックスカーであるダイハツ「ミラ」、スズキ「アルト」、さらに人気絶好調のスズキ「ジムニー」をはじめ、軽トラ・軽バンのカスタムカーも数多く見かけた。
悪天候でも会場は大盛り上がり
会場を見渡すと、いわゆる市販されている外装キットをそのまま装着させただけのクルマは少なく、オーナーたちが独自のアレンジを加えたカスタムを存分に楽しんでいる車両が多く見られた。その中で他人と被らない仕様を目指して切磋琢磨するのが、カスタムの魅力のひとつなのだ。 そして、カスタムの方向性は多様化していることも会場から伝わってくる。そのジャンルは、アメリカンテイストのキャルルックをはじめ、昔ながらの走り屋スタイル、魅せるオーディオを搭載したクルマ、さらに近年のクロカンブームの波に乗って製作されたアゲ系リフトアップスタイルまで。ひと言でいえばストリートカスタムになるが、会場に並ぶクルマたちを眺めているとそれぞれが個性の塊であることを強く感じる。どのクルマもカスタム文化を楽しみ、盛り上げようとする意気込みに満ちあふれている。それが素直な感想だった。 イベント開催日の天候は、あいにくの小雨。たまにドシャブリになる天候にもかかわらず、会場は大盛り上がり。恒例のビンゴ大会がスタートした頃には雨も止み、会場内はヒートアップ。価値あるアイテムがどっさり用意され、ステージ前は熱気に包まれた。 今回イベントに参加した注目のカスタムカーは今後AMWで詳しく紹介するので、軽カーカスタムフリークの読者諸氏には期待して待っていただきたい。また、2024年日本一のカスタム軽カーを決めるドレスアップカーコンテスト「KING OF K-CAR vol.16」は10月13日(日)に岡山国際サーキットで開催される。日本最高峰を争うコンテストは一見の価値ありなので、ぜひ生で見て感じてもらいたい。
青木邦敏