育てた農産物を東京で販売へ 富山の南砺福野高生、コメやあんぽ柿準備
富山県の南砺福野高校農業環境科の生徒が、11月2、3の両日に東京で開かれるイベント「GTFグリーンチャレンジデー」に初めて出展する。28日は南砺市苗島の同校で、会場で販売する農産品を準備した。 イベントは地球に優しい取り組みの成果発表・共有を目的に、毎年開かれている。同校は市のエコビレッジ構想の実現に向けた活動や、環境負荷の少ない農作物の生産などに取り組んでおり、出展が決まった。 この日は生徒20人が当日販売する「富富富(ふふふ)」を1キロずつ袋詰めし、計100個を準備した。当日は同校で育てたコメやあんぽ柿、リンゴジャムも並べ、トークショーなどで地域の魅力をPRする。 市内からはこのほか、井波彫刻協同組合や農家グループ「なんとのね」なども出展する。