【有馬記念】白毛馬ハヤヤッコ併せ遅れも心配なし「元気いっぱい」吉田豊騎手/G1追い切り速報
<有馬記念:追い切り> 有馬記念(G1、芝2500メートル、22日=中山)の最終追い切りが18日、東西トレセンで行われた。 白毛馬初の有馬記念参戦となるハヤヤッコ(牡8、国枝)は美浦ウッドで併せ馬を行った。吉田豊騎手がまたがり、サトノトルネード(古馬2勝クラス)と併せ馬。2馬身ほど追走し、4角で馬体を併せたが、直線半ばで手応えは劣勢に。2馬身遅れでのゴールとなったものの、もとより実戦タイプのベテラン。“いつも通り”の動きだ。時計は6ハロン82秒8-12秒6。鞍上は「右回りで右にもたれると聞いていましたが、やっぱり少し右にもたれながら走っていたので、確かめられてよかったです。テンを少しゆっくり行ければよかったけど、気持ちよく行ったので、最後は無理をしないように、無理に追いかけずにいきました。元気いっぱいでした」と評価した。 8歳馬はこれまで09年エアシェイディの3着が最高。白毛馬の有馬記念参戦自体が史上初だが、勝てば8歳馬のレース史上初Vにもなる。