（写真：愛媛朝日テレビ）

今年もあと２週間です。 松山城では１８日、１年間に溜まったほこりを落とす、年末恒例のすす払いがありました。 「結構、思った以上に汚れてます」と、大掃除にあたった職員らは話します。 松山城では、訪れる人に気持ちよく年末年始を過ごしてもらおうと、毎年この時期に天守を１日休みにしてすす払いを行っています。 １８日は、松山城を管理する事務所の職員などおよそ２０人が出て、長さ２メートルほどの笹ぼうきを使って溜まったほこりを落としたほか、雑巾で壁の汚れを隅々まで掃除しました。 職員らは「また来ていただく方のために、綺麗にしていきたいなと思っています」などと話していました。 松山市によりますと、松山城天守の今年の入場者数は１０月末までにおよそ３９万７０００人で、城山の土砂崩れの影響はあったものの、インバウンド客の増加などで去年の同じ時期に比べて２万人ほど増えているということです。 松山城は年末年始は休まず営業し、正月三が日の来場者をおよそ３万人と見込んでいます。