未明までビールなど10杯飲酒後に仮眠、早朝運転中に居眠り…対向車に衝突、運転手に胸骨折るけが負わす 有罪判決受けた瀬戸内町職員を免職処分
鹿児島県瀬戸内町は10日、危険運転致傷罪で有罪判決を受けたとして、財産管理課の30代の男性主事補を懲戒免職にした。 代行運転料を惜しんだ代償は大きかった…ハイボール10杯以上飲み飲酒運転、県職員をひき逃げ死亡させる 21歳男、起訴内容認める 鹿児島地裁初公判
町によると、主事補は2023年9月4日夜から5日未明、町外で、ビールなど約10杯を飲酒後に仮眠。同日午前5時50分ごろ、奄美市住用の国道58号で、自家用車を運転中に居眠りをして対向車に衝突、運転していた男性の胸骨を折るけがを負わせた。今月4日、危険運転致傷罪で懲役1年、執行猶予3年の有罪判決を言い渡された。 鎌田愛人町長は「町政の信頼を著しく失墜させ、深くおわびする。改めて公務員としての倫理の確立、服務規定の順守と綱紀粛正を徹底し再発防止に努める」とのコメントを出した。
南日本新聞 | 鹿児島
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