「国会に戻り、物価対策に全力」自民の関芳弘氏、立民と維新の猛追退ける 兵庫3区
衆院選は27日、投開票が行われ、兵庫3区は自民前職の関芳弘氏（59）が、維新前職や、国民元職らを退け、6選を果たした。「当選確実」の一報が届くと、神戸市須磨区の事務所に集まった支持者からは拍手と歓声が上がり、事務所内は歓喜に包まれた。 関氏は「物価の上昇が止まらない状況にある。一刻も早く国会に戻り、物価高対策を具体的な政策として作り上げ実行していく。国民への恩返しのため全力で頑張りたい」と意気込みを語った。 石破茂首相や高市早苗前経済安全保障担当相ら大物が応援に駆けつけるなど、党を挙げて臨んだ選挙戦。自民党の派閥パーティー収入不記載事件に絡み戒告処分を受け、比例重複がない関氏は「最後まで気を抜かない」と地元を回り、訴えを続けた。 選挙戦では半導体議連の事務局長を務めた実績や、食料品の消費税減税などの経済政策をアピールし、自民、公明支持層を固めた。
