日産「セレナ」をあえてシルバーでスポーティに! 営業車のようにならない上手な仕立て方とは?
ミニバンにスポーツムードを薫らせる
2023年にWAGONIST(ワゴニスト)が注目したトレンドを紹介する本企画。第2回目は、ミディアム系ミニバンの日産「セレナ ハイウェイスター」ユーザーに見る、映え度満点の個性派メイク最新レシピを紹介します。 【画像】ワンオフ加工のバンパーに注目! 日産「セレナ ハイウェイスター」を見る(全10枚) 初出:WAGONIST 339
「わかる人にわかるイジリ」をテーマにモディファイ
「純正を基調に少しずつ変わっていくクルマを見るのが好きになりまして。シルバーのボディカラーは一歩間違えれば営業車ですが、いかにカッコ良くするかを考えるのが楽しいんです」 かつては社外エアロでキメたエスティマに乗っていたこともあったが、年齢を重ねるにつれて趣向が変化。現在は愛車に対して「わかる人にわかるイジリ」をテーマに、独自のエッセンスを加えている。そんな“カズ! ”さんのセレナの象徴と言えるのが、ボンネットスポイラーとフロントバンパーだ。 ネットでつながった「しおたくぼでぃ」にボンネットスポイラーを依頼し、次にエアロをと思っていた矢先、セレナ乗りの友人が事故。その際、友人が依頼していたエアロが巡り巡って手元に来たため「何かの縁」と感じたと同時に、自身のテーマにも合っていたことで装着を決め、純正ベースの加工バンパーを取り付けることに。 計4カ所のダクトとシルクブレイズのアンダーフラップが、ノーマル+α以上の変貌感をもたらした。さらに、2段階の落とし込みやエンボス加工で、ワイパー隠しに留まらないアクセントパーツに仕上げられたのがボンネットスポイラーだ。 「理想のカタチが完成して、お願いした甲斐がありました!」と話す。 足元は、差別化のためにSSRのホイールを探していたところ、セレナにマッチするサイズのプロフェッサーSP5が発売されたため迷わず手に入れた。 また、ボディをシルバー×ブラックでまとめるため、テールはクリスタルアイのスモークレンズタイプを選択している。リアガーニッシュはツヤ消しブラックに自家塗装。ステアリングは、経年で擦れた革を巻き直した。シフトまわりはブーツを取り入れたところ、マニュアルちっくになったと大満足している。サイドミラーは純正のブラックタイプに交換し、社外のシーケンシャルウインカーユニットも組んだとのこと。 「いろいろと装着するにあたり、背負うと言ったら大げさですが、製作の過程も見ていたので、これからも彼の気持ちを汲んで走り続けたいと思います」 ■エアロ フロント:シルクブレイズ+しおたくぼでぃワンオフ加工 サイド:クラフテック・フラップ リア/ウイング:シルクブレイズ ■ホイール SSR・プロフェッサーSP5(F・R:19×7.5) ■タイヤ トライアングル(F・R:225/35) ■車高調 ブリッツ ■エクステリア ボンネットスポイラー:しおたくぼでぃ・ワンオフ 不明デイライト フォグランプ:fcl. テールランプ:クリスタルアイ ドアミラーウインカー:不明シーケンシャル ドアミラーカバー:純正黒タイプ Fウインドウ:コートテクトver.2 ■インテリア ステアリング:張り替え、不明シフトノブ、不明シフトブーツ ■チューニング エアクリーナー:ブリッツ ■オーディオ ケンウッド+μディメンション
森田真悟