「神戸の食文化」が一挙集結するグルメ施設が新たに 北野の小学校跡地に今秋開業へ
神戸市の観光地として親しまれている、北野エリア。その旧北野小学校跡地に、神戸の食文化を楽しめる複合施設「神戸北野ノスタ」(神戸市中央区)が今秋オープンする。 【写真】同じく今秋、大阪に誕生する「大規模公園」 北野の異人館通りから旧居留地地区を南北に結ぶ道「トアロード」に面する旧北野小学校。児童数の減少と阪神淡路大震災の被害により、1996年に閉校した後は、元々の校舎を活かし、神戸のグルメや雑貨が集まった体験型工房「北野工房のまち」としてオープンし、国内外の観光客が足を運んでいた。 今回は新たに、有名パティシエが手掛けるチョコレートショップや、絶品スイーツを楽しめるオールデイカフェ、神戸牛が味わえるダイニングレストランなど、7店舗が入店予定。港町として栄えてきた地元の名物品が一挙に集結し、北野のシンボリックな施設へと生まれ変わる。 また、施設名である「神戸北野ノスタ」という名前の由来は、懐かしいという意味を持つ「ノスタルジック」からとったものだそう。そのほか、「北野」と「食べる」を掛け合わせた「ノース(北)+食べる」の造語も兼ねているとし、旧小学校への懐かしさや面影、新施設発展への願いを名称に込めているようだ。 開業は2024年秋を予定している。