上島・岩城島のグリーンレモン収穫本格化 今期の品質上々(愛媛)
「青いレモンの島」と呼ばれ、かんきつ栽培が盛んな上島町の岩城島で、グリーンレモンの収穫が本格化し、島内のレモン園地では生産者が島の顔といえる自慢の果実を丁寧に摘み取っている。 岩城島では旧岩城村時代から、地元農家が地域振興の一環でレモンの産地化に取り組んでいる。強い香りと豊かな果汁が特徴の「アレンユーレカ」を主に栽培。ワックスや防腐剤などを使っていないため、皮と果肉を余すことなく食べられる。 かんきつ農家大本礼子さん(81)=同町岩城=は21日朝から、約30アールの園地で収穫作業に没頭。傷や大きさを見極めながら、一つずつかごに入れ「爽やかな香りを楽しんでほしい」と話した。
愛媛新聞社