福岡県知事「県民のために仕事できているか問いかけ、責任や勇気をもって決断した」…再選へ意欲語る
任期満了に伴う福岡県知事選(来年3月6日告示、同23日投開票)に立候補することを正式に表明した服部知事は26日、県庁で開いた記者会見で、これまでの実績を振り返りつつ、再選への意欲を語った。知事選への出馬表明は服部氏が初めてとなる。会見での主な一問一答は次の通り。 【写真】福岡県庁
――出馬への迷いは。 「本当に県民のために仕事ができているか、常に問いかける必要がある。そういう中で、責任や勇気をもって決断した」
――1期目を振り返って。 「次代を担う『人財』の育成、世界から選ばれる福岡県、ワンヘルスの推進を公約に掲げて、着実に進めてきた。課題を乗り越えるために、もっと自治体として取るべきリスクをとり、チャレンジをしなければいけない」
――県議会との関係性をどう考えるか。 「(県の執行部と)県議会は車の両輪と言われる。信頼関係を持って、ともに県政を進める一方で、緊張関係をきちんと保っていくことが必要だ」
――力を入れたい政策は。 「常に県民をど真ん中に置き、何をなすべきか地に足をつけて考えていくことが一番大切。大雨、地震といった様々なリスクから、県民の命や健康、生活を守ることは揺らぐところではない」
――政令市との連携は。 「両政令市長とも、必要な連携を取りながら進めている。意見、立場、状況は調整が必要な場合もあるが、意見交換をしながらやらせていただいている」