「馬場さんたちの価値観ぶっ壊れてもらいたい」橋下徹氏が維新の現状に喝!自身の代表復帰は「今のメンバーに日本から出ていけと思われてる」
■「古い価値観を180度変えるような新体制を期待 」
来月の代表戦において、もっとも街の人から期待が上がっているのが吉村さんだ。橋下さん評価はどうか? 橋下徹氏:彼の能力を見て、僕が作った都構想戦略チームのリーダーになってもらった。吉村さんは、自分の次の世代のリーダー養成をやらなきゃいけないのと、もう一つ大変なのは、彼は知事で現職だからその仕事をやりながら、国会議員じゃないから国会の仕事を直接できないっていうね。それでも今の維新の馬場執行部の古いやり方を刷新していく。馬場執行部、藤田幹事長も最後まで政策活動費は必要だって言ってたからね。領収書も出さないって言ってたから。馬場さんたちの価値観、藤田さんの価値観を180度変えるような新体制ができることを期待しています。 だから橋下さんは「ぶっ壊れてもらいたい」という言葉を使ったわけだ。 橋下徹氏:馬場体制の価値観は、これはまずいなと。かなり古い価値観だなって。馬場さんたちは自民党の議員として、永田町の中山太郎さんの秘書をされていたけど、昔ながらの自民党の大物政治家が永田町で飲み食いすることに憧れていた面はあったから。もうそうじゃないよってスタートしたのが維新の会だから。そういう意味で馬場執行部の価値観を180度変えるような新体制が出てくれば、維新も道は開けるのかなと思いますね。
■「維新の源流メンバーで原点に戻った価値観を作りましょう」
吉村さんは自分の下を育てていく役割を任されている中で、今後そういう顔は出てくるか? 橋下徹氏:これはもう有権者の皆さんにしっかり見てもらうしかないですよね。維新の国会議員の中には、大阪維新の会の地方議員をやったメンバーがなっているんだけど、どうしてなのか永田町に行くと、みんなその価値観にどっぷり浸かっちゃう。 共同通信社 編集委員 太田昌克さん:そういう文化に染まるところがあったのかもしれない。注目しているのは前原さん。維新に行かれる前、国民を出て行く際も、ずっと前から野党でもう一回束作りたいとおっしゃっているんです。自公を利するような選挙をやってちゃいけないと。前原さんは代表にならなくても、重要なプレイヤーになっていくと思います。 前原さんは先日、教育無償化を実現する会から合流したばかりです。政策本位ですよ。これを目指したい、実現したいものがあれば、そんなの関係ない。もう30年選手なんだから。 橋下徹氏:前原さんもずっと永田町で政治家をやってきたので、その価値観を変えるかどうかですよね。政治家の飲食は国会議員になると、2万、3万、4万、5万が当たり前だから、今の世間でありえない。大阪維新の地方議員はそんな飲食はしませんが、永田町で赤じゅうたんを踏み始めると、それが当然になってしまう。だから、そこを吉村さんか、横山さんか、大阪維新の源流メンバーが、馬場さんたちの価値観、永田町の価値観は違うよと、ぶち壊してもらって。もう一回維新の原点に戻った価値観を作りましょう。
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