D・ミリート氏が古巣ラシンの新会長に! 10年以上続いた現会長グループに選挙で勝利「すぐに仕事に取り掛かる」
ラシン・クラブは15日、会長選挙の結果を発表した。 アルゼンチンの名門として知られ、11月下旬にはコパ・スダメリカーナのタイトルを手にしたラシン。ビクトル・ブランコ氏が2013年9月から会長を務めるなか、15日に新たな会長を選出する選挙を実施した。 投票率はクラブにとって記録的な数字となる45.74%で、10790票を集計。元アルゼンチン代表FWディエゴ・ミリート氏率いる野党グループ『ラシン・スエーニャ』が勝利した。 現会長ブランコ氏擁する与党グループが6787票(39.71%)を集めたのに対し、ミリート氏のグループは10267票(60.08%)を獲得。現地時間19日の19時から新体制が発足し、経営陣が交代する。 新会長の座に就くミリート氏は、クラブを通じて意気込みを語った。 「私をこの座に導き、大きな夢を実現させてくれた人々へ。選ばれたということは、我々が夢見るクラブを築き上げる名誉、義務、そして責任を意味する」 「私に協力してくれたチームのみんなや検察官、そして模範的な行動を取ってくれた人たちに、私は永遠に感謝する。我々は喫緊の優先課題を解決するため、すぐに仕事に取り掛かるつもりだ」 ラシンの下部組織出身で、インテルやジェノア、レアル・サラゴサとヨーロッパのクラブでプレーしたミリート氏。2014年にラシンに復帰し、2016年に現役を退いた。 引退後は2019年6月からラシンのスポーツ・ディレクター(SD)も担当。2020年12月に退任していた。
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