「藤川阪神」のヘッドコーチ候補に宮本慎也氏(53)浮上も…“外様”以上に“大先輩への仁義”というハードル
宮本氏は藤川氏に一目置いている
「慎也は球児の野球の捉え方に一目置いているようです。クローザーは九回の自分の出番だけに集中し、そこに至るまでの試合の流れを把握していないものなのですが、『球児は違う』と認めています。球児がプロ入り当初は先発で、リリーフに転向するまで花開かなかった苦労人であることや、チームのために連投を厭わず、献身的に腕を振り続けたこと投球スタイルを含め、2人の野球観は合うのではないでしょうか」(前出の元監督) 阪神の新監督の発表は、クライマックスシリーズ(CS)に進んだチームの全日程終了後が見込まれる。日本シリーズの第7戦までもつれれば11月3日となる。岡田監督の下、シーズンを戦っているチームへの配慮は不可欠とはいえ、オフの日程から逆算すると、同時進行でコーチ陣の選定を行わざるを得ない。 阪神・宮本ヘッドコーチ誕生となるのか。実現すれば「藤川阪神」の組閣の目玉となることは間違いない。 デイリー新潮編集部
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