厳しい使用下でもへこたれない! 超軽量&コンパクトな「HEXAR」のLEDランタンはいい意味で常識外れだった
軽量コンパクトはアウトドアギアのガチな鉄則。アウトドアの携行ライトといえば、山ではヘッデン。キャンプ場ではランタンがスタンダードではないでしょうか。とりわけヘッデンの有用性は、キャンプ場で多くのキャンパーが使用していることでも実証されていると言っていいでしょうね。そこであえてランタンに注目です。超コンパクトでフレキシブル、そしてクールなヤツです。 【写真】軽量コンパクトで明るさも抜群の小型LEDランタンを見る(全9枚)
六角形のハイスペックかつウルトラライトなランタン
先だって開催されていた最新イベントツール商談会の「キャンプ&グランピングEXPO」に出展のランタンに注目です。HEXAR(ヘキサー)のブランド名での展示は、一部の登山ファンにはボトルでお馴染みかもしれません。あの独特な六角形ボトル、といえばピピッと来る方もいると思います。六角形=ヘキサゴンだからヘキサーなんでしょうね。 展示のランタンはヘキサーUL3&UL4の2モデルです。UL3で最大300ルーメン、UL4で400ルーメン、点灯時間はUL3で120時間、UL4では380時間を実現。マニアックなスペックでは防塵防滴等級IP66・動作温度範囲は-20℃~40℃のワイドレンジを達成するという、充電式コンパクトLEDランタンです。
軽量コンパクトながら高機能を搭載
ボディサイズはUL3が高さ75mmでUL4は105mm。六角形なので幅ではなく直径サイズ表記になりますが、わずか33mm。ちょうど腕時計の文字盤程度のコンパクトサイズです。エンド部に一体の折りたたみ式カラビナが付くので、登山リュックのストラップやフックに釣り下げての山行でナイトハイクに役立ちます。もちろんテントループにも釣り下げて屋外ランタンや室内照明といった使い分けもできます。ちなみに重量はUL3が63gでUL4だと101gとウルトラライト。 調光はモードメモリー付き無段階。発光は7モードで黄色電球/昼白色の切り替えが可能です。充電は主流のUSBタイプC(ケーブル付き)となっています。後端部にはマグネットを標準装備しているので、車中泊だと活用範囲が広がるのではないでしょうか。 登山やキャンプといったアウトドアでの使用における必要な機能を備えたランタン。独特なボディもメカニカルかつテクニカルなフィールドギアです。価格はUL3で6600円(税込)です。
業界最軽量のイケてるランタンもスタンバイ
また同時に発表前のコンセプトモデルのUL1.5も展示されていましたが、これがまた魅力あふれるイケメンなヤツでした。業界最軽量を標榜するだけあって、重量はたったの47g。900アンペアバッテリー搭載で最大光束150ルーメンを実現するそうです。そしてこのUL1.5のイケてるところはシェード付きで折りたためてコンパクトに使えることにあります。 シェードを広げればまさしくランタン。カップルキャンプなら、ちょっとムーディに使えそうですし、折りたたんでスポットライト的にも使用できます。近日発売を目指すとのことなので、期待したいところです。
ソトラバ編集部 内海