アニメ続編発表にファン歓喜! 小林千晃らメインキャスト陣がオリジナルの朗読劇に挑戦した「マッシュル-MASHLE-」スペシャルイベント
TVアニメ「マッシュル-MASHLE-」のスペシャルイベント「マッシュ・バーンデッドたちとクリーム色の研究 -A Study in Cream-」が5月26日に、ヒューリックホール東京にて開催された。昼公演と夜公演のうち、今回は夜公演の模様をレポートする。 【写真を見る】マッシュ・バーンデッドたちとクリーム色の研究-A Study in Cream- 「マッシュル-MASHLE-」は、「週刊少年ジャンプ」(集英社)にて連載されていた、甲本一氏による同名作品を原作とするアニメ。2023年4月より第1期、2024年1月より第2期が放送されており、これまでに原作コミックスの全世界発行部数が1000万部を超える人気作品となっている。 本イベントはシャーロック・ホームズシリーズの最初の作品である『緋色の研究』の世界観をテーマに、マッシュ・バーンデッド(小林千晃)がシャーロック・ホームズに、フィン・エイムズ(川島零士)がジョン・H・ワトソンの配役を当てられるといった内容で、お馴染みのキャラクターたちが「マッシュル-MASHLE-」らしいコミカルな笑いも織り交ぜつつ、シャーロック・ホームズの世界を彩った。 朗読劇第1部が終了した後は、司会を務めた梅原裕一郎(アベル・ウォーカー役)を筆頭に小林千晃(マッシュ・バーンデッド役)、川島零士(フィン・エイムズ役)、石川界人(ランス・クラウン役)、江口拓也(ドット・バレット役)、上田麗奈(レモン・アーヴィン役)、梶裕貴(レイン・エイムズ役)が登壇し、それぞれ自己紹介を行った。 最初のコーナーは事前に行ったアンケートをベースに印象的なセリフやシーンを振り返っていく「マッシュ・バーンデッドたちと戦いの記録」。第2期のオープニング映像を選んだ上田は「相変わらずなコミカルな可愛さもありつつ、かっこよさみたいなところも加わり、さらに原作のおまけパートのカットも使われていて、より原作の独特なシュール感が込められている」と選んだ理由を語り、梅原も「至るところで聞きますよね」とうなずく。また、命の水晶が割れてしまうシーンを挙げた川島は、「とてもマッシュルらしさが出ている場所だなって」と語った上で、「漫画の表現をアニメという音声がついたからこそどうなるんだろうというのが楽しみだった」とコメント。江口は当時のアフレコを振り返って、「同じ空気で面白いシーンを作っていけるというのがマッシュルの楽しさのひとつですね」と語っており、「マッシュル-MASHLE-」ならではの賑やかなアフレコ現場だったそうだ。 ジェームズ・モリアーティ教授(アベル・ウォーカー)の屋敷で起こったシュークリーム事件の解決に挑むシャーロック・ホームズ(マッシュ・バーンデッド)たちの奮闘が描かれた朗読劇を挟んで行われたのは、「マッシュ・バーンデッドたちと謎解き対決」。小林・川島・江口のマッシュチームと梶・石川・上田のレインチームに分かれて、様々なミニゲームに挑戦。最初のミニゲームはランス・クラウンの魔法である「グラビオル」をモチーフにした、スクリーンのなかを落下していくものが何かを当てる動体視力が必要なゲーム。誰もが苦戦するだろうと思われた対決ではあるが、梶がまさかの一発正解。早くも正解してしまった梶に対して、キャスト陣から「梶さん!」と詰め寄られる場面も。 続いてはアビス・レイザーの固有魔法である「アクセレイズ」をモチーフにした、高速で流れるアビス役の七海ひろきの音声を当てるゲームが行われた。これもかなりの難題でキャスト陣が苦戦するなかで、自信満々に手を上げて「ミンミンゼミ」と回答した江口に対してはすかさずツッコミが入るなど、会場は笑いに包まれた。最終的には梶が3つのうち2つを正解し、レインチームが勝利した。 アベル・ウォーカーの魔法である「マリオネス」をモチーフにした第3問では、スクリーンに映ったお題に合わせたポーズを全員がとり、梅原のポーズにより近いポーズをとっていたチームが勝利というゲームが行われた。「こんな操られポーズは嫌だ」というお題に沿って各々がポーズを披露したのだが、自由気ままに際どいポーズをとるキャスト陣に会場からは大きな笑いが起こる。手足を縛られて脚を大きく広げた江口が一番近いということで、第3問ではマッシュチームに軍配が上がった。 第4問はドット・バレットの「エクスプロム」をモチーフにした対決。空気砲を使ってより多くの紙コップを倒したほうが勝ちというシンプルなもの。マッシュチームからは川島、レインチームから上田がそれぞれ代表して空気砲にチャレンジした。上から空気砲を叩きつけるというトリッキーなやり方で挑んだ川島が見事多くの紙コップを倒し、マッシュチームが勝利した。 最終問題はある法則で読み解くことができる文字配列に対して、これまでのヒントを元に何が書かれているのかを当てなければならない。会場に集まったファンの協力のおかげもあり、どちらのチームも正解することができたが、より早く回答を導き出したレインチームが勝利した。 朗読劇から暗転する形で、アニメの続編が発表されると会場は大歓声に包まれる。最後には梅原が「お越しいただきありがとうございました。MCをやらせていただけてとても楽しい空間でしたし、続編が制作決定ということで僕もその一員として参加できたら嬉しいと思っております」、梶は「今日も一日マッシュル漬けという感じ楽しい時間でした。みなさんも(続編を)を一緒に楽しんでいただけたらと思います」、上田は「第2期の14話で5人の友情を見て『ずっと続けばいいの』って言ったおじいちゃん(レグロ・バーンデッド)のセリフが大好きで。まだまだマッシュルは続いていくということで、本当に嬉しいです。これからも引き続きマッシュルの応援をよろしくお願いいたします」、江口は「たくさんの方が応援してくださったから続編が作れるので、本当にみなさんのおかげです。これからもドットを大切にしながら、マッシュルの世界観を十二分に暴れまわってやりますので、まだまだ俺の喉が休まることがないんだなと痛感しました。これからも酷使しますので、応援よろしくお願いいたします」、石川界人は「またまたマッシュルの世界に浸れる時間が来るのかと思うとすごい楽しみになりました。今後ともマッシュルを応援して支えていきましょう!」、川島は「またマッシュルでみなさんと一緒にお会いできて、このキャスト陣でお届けできることを楽しみにしています」、小林は「続編の制作が決まって喜ばしいですし、見てくださるみなさんがいてからこその続編なので、改めてお礼を申し上げたいと思います。僕らもいちマッシュルファンとして楽しみですし、このイベントがマッシュル関連では一旦最後のイベントだったんですけど、続編が決まったということはまだまだこのキャストが揃ってわちゃわちゃとやっていくと思うので。これからもマッシュルをよろしくお願いします」と応援してくれているファンに向けてメッセージを送った。 取材・文=川崎龍也
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