大竹しのぶのかわい過ぎる“天然”エピソードに会場爆笑
大竹しのぶが、7月2日に都内で開催された映画「インサイド・ヘッド2」(8月1日[木]公開)吹き替え版完成披露舞台あいさつに、多部未華子、横溝菜帆、マヂカルラブリー・村上、小清水亜美と共に登壇した。 【写真】おちゃめなエピソードを披露して笑いを誘った大竹しのぶ ■映画「インサイド・ヘッド2」 “感情”たちの世界を舞台にした物語を描き、「第88回アカデミー賞(R)」長編アニメーション賞を受賞した「インサイド・ヘッド」(2015年、ディズニープラスで配信中)の続編。前作では小学生だった明るく元気な女の子・ライリー(声・横溝)が、高校入学を控えたティーンエイジャーへと成長した姿が描かれる。大竹演じる「カナシミ」など、前作から引き続き登場する“感情”に加え、多部演じる「シンパイ」や村上演じる「ハズカシ」など、新たに現れた“大人の感情”たちが登場する。 少女ライリーを子供の頃から見守っていた「ヨロコビ」や「カナシミ」ら頭の中の“感情”たち。ある日、高校入学による親友との関係の変化や将来への心配が高まり、ライリーの中に「シンパイ」率いる“大人の感情”たちが現れる。「ヨロコビ」たちは暴走した「シンパイ」たちに、「ライリーの将来のために、あなたたちはもう必要ない」と追放されてしまう、というストーリー。 ■大竹しのぶ「大人が見ても十分楽しめる映画なんだなと思いました」 舞台あいさつでは、大竹が「前回に引き続き『カナシミ』役をやりました。また『カナシミ』に出合えるのかと思うとうれしくて、うれしくて。9年もたっていたんですけれども、『カナシミ』のトーンとか『カナシミ』の存在が私の体の中にあって、懐かしみながら録音しました」と述懐。 また、作品について「ライリーが大人になった分、新しい“感情”たちが出てきて、それがこの映画をより深く素晴らしい作品にしているなと思いました。子供の時は『シンパイ』や『ダリィ』とか『イイナー』とかはないわけだけれども、大人になって“感情”がたくさん出てくる分、悲しいこともいっぱい増えるんだなとか、大人が見ても十分楽しめる映画なんだなと思いました」と語った。 ■大竹しのぶ「こんな年になっちゃったっていうのが悲しいです」 そんな中、「感情エピソードトーク」として、演じた役にまつわる“感情”について語る一幕も。 「最近、悲しかったこと」について聞かれると「“悲しみ”ってあまりなくて…。悲しいことを割とすぐ忘れちゃう方なのかもしれない」と明かしつつも、「強いて言えば、さっき(取材の)インタビューで『2年前に録音した時も…』って言ったら、『もう9年前ですよ』って言われて。時間があっという間に過ぎること。こんな年になっちゃったっていうのが悲しいです」と打ち明け、爆笑をさらった。 ◆取材・文=原田健