太田基裕&牧島 輝と山崎大輝&小野塚勇人、ふた組で描く110分の友情物語『ストーリー・オブ・マイ・ライフ』本日開幕
2009年にブロードウェイで生まれ、韓国で人気を博したのち、2019年に日本初演された『ストーリー・オブ・マイ・ライフ』。短編小説家トーマスとその亡き幼馴染アルヴィンの友情物語を、たったふたりの出演者が110分ノンストップで綴るミュージカルだ。初演では田代万里生と平方元基がふた役を交互に演じて話題を呼び、2021年には田代アルヴィン&平方トーマス、新ペアの太田基裕アルヴィン&牧島 輝トーマスによって再演。そして本日11月5日(火)、続投の太田アルヴィン&牧島輝トーマスに、新たに山崎大輝アルヴィン&小野塚勇人トーマスを加えた待望の再々演が東京・よみうり大手町ホールで幕を開ける。 【動画】ミュージカル『ストーリー・オブ・マイ・ライフ』2024年版プロモーションビデオ 幼馴染アルヴィンの突然の死に際し、弔辞を読むため故郷に帰って来たトーマス。葬儀が始まるというのに、アルヴィンへ手向ける言葉が思い浮かばないトーマスの前に、死んだはずのアルヴィンが現れる。アルヴィンに導かれてトーマスが自らの心の奥深くへと潜っていくと、そこには延々と続く本棚があり、ふたりの人生の“真実の物語”を記した原稿や本が並んでいた。トーマスを手助けしようと、その中から弔辞に相応しい物語を選び始めるアルヴィン。トーマスは助けを借りずに弔辞を書くと言い張るが、アルヴィンは気にも留めず、次々と物語を選んでは語っていく。いくつもの物語が語られるにつれ、ふたりの間に存在した、数々の小さな結びつきが明らかになっていき――? 作詞・作曲と脚本は、ディズニーのミュージカル映画を舞台化した『ベッドかざりとほうき』の追加楽曲と脚色も手掛けたニール・バートラムとブライアン・ヒルのコンビ。演出は初演・再演に続き、文学座の高橋正徳が担う。キャストはそれぞれ、「新たな気持ちでより豊かでより研ぎ澄まされた世界を目指します」(太田&牧島)、「日常が少しだけ特別になるようなお話を、ノンストップでお届けします」(山崎&小野塚)とコメント。ふた組のアルヴィンとトーマスが描き出す、それぞれの友情物語に期待が高まる。 文:熊田音子 <公演情報> ミュージカル『ストーリー・オブ・マイ・ライフ』 作詞・作曲:ニール・バートラム 脚本:ブライアン・ヒル 演出:高橋正徳(文学座) 出演: アルヴィン 太田基裕 トーマス 牧島 輝 アルヴィン 山崎大輝 トーマス 小野塚勇人 【東京公演】 2024年11月5日(火)~11月15日(金) 会場:よみうり大手町ホール 【大阪公演】 2024年11月22日(金)・23日(土・祝) 会場:サンケイホールブリーゼ