収穫体験を楽しむ参加者

　タマネギ産地の長野県安曇野市で15日、直売と収穫体験のイベント・玉ねぎ祭り（実行委員会主催）が始まった。初日は市内17会場で行われ、旬の味覚を求める家族連れなどでにぎわった。16日まで。 　堀金三田の田多井玉ねぎ生産組合は1ヘクタールでタマネギを栽培しており、このうち約18アールを収穫体験で提供している。組合代表で副実行委員長でもある板花克文さん（43）は「春先の雨不足で少し小ぶりだが、例年どおり甘くておいしい」と太鼓判を押していた。 　親子三世代で訪れた松本市の女性は「タマネギはどんな料理にも使える優秀な野菜。採れたてを味わうのが楽しみ」と話し、収穫を楽しんでいた。 　直売も収穫体験も価格は税込みで20キロ2500円、10キロ1300円。午前8時から午後4時まで。なくなり次第終了する。土曜日だけの会場もある。