寄稿 佳曲に再び注目を 「古関裕而の新民謡と地域振興」発表 日本大学商学部教授・刑部芳則さん
このような作品に再び注目が浴びることを期待して、今年の3月に拙稿「古関裕而の新民謡と地域振興」(『総合文化研究』第29巻第3号、日本大学商学部)を発表した。古関の知られざる新民謡について、消えてしまったものと、残り続けたものの差を含めて紹介している。この論文については、日本大学商学部のホームページ(HP)で閲覧できる。古関を愛する福島県民の皆さんに、ご味読していただければ幸甚である。(敬称略、日本大学商学部教授・刑部芳則) ◇ ◇ 刑部さんの論文は日本大商学部HP内の「研究情報」にある項目「紀要」にアクセスし、「総合文化研究」を参照する。 おさかべ・よしのり 1977年、東京都生まれ。中央大大学院博士後期課程修了。博士(史学)。専門は日本近代史。NHK連続テレビ小説「エール」で風俗考証を担当した。著作は「古関裕而」(中公新書)など多数。 論文「古関裕而の新民謡と地域振興」のURLは http://www.bus.nihon-u.ac.jp/wp-content/uploads/2024/05/29-3_YoshinoriOsakabe.pdf