「『消えろ、死ね、殺す』と平気で言う子はSNSにも…」 子どもを加害者にしないため何をすべきか、スマイリーキクチさん提言
ネットトラブルなどにまつわる講演活動をする元お笑いタレントのスマイリーキクチさんがX(旧ツイッター)を更新し、子どもたちがSNSで人を傷つけるのを防ぐために、大事な視点を文章につづった。 「普段の生活で『消えろ、死ね、殺す』と平気で言う子はSNSにも平気で書きます」と紹介。「親は子供の会話を普段から”聞いて”ください」と呼びかけた。SNSで誹謗(ひぼう)中傷をするのは、「ストレスのはけ口で人を傷つけるとか、身元がバレなきゃ何を書いてもいいと思う感覚。これは匿名性より人間性の問題」と断じた上で、「加害者にさせない教育が必要」と指摘した。 かつてネット掲示板に殺人事件の関係者だと書き込まれる被害を受けたスマイリーさんは、ネットの危険性や人権をテーマに、全国の企業や学校、自治体などで講演を続けている。 フォロワーからは「平気で使う子たちが多すぎる」「キクチさんが言うと説得力ある」「家庭で親が使う言葉、親が許す言葉、子どもに確実に反映されますね」などのコメントが寄せられた。
中日スポーツ