拉致被害者の早期救出、地村保志さんら訴え 福井県小浜市で「救う会福井」が署名活動
北朝鮮による拉致被害者・特定失踪者の支援組織「救う会福井」は10月26日、拉致問題の早期解決を求める署名活動を福井県小浜市のイベント会場で行った。同市の拉致被害者の地村保志さん(69)らが拉致被害者の早期救出を訴えた。 同市川崎3丁目の市食文化館周辺で開催された「OBAMA食のまつり」の会場入り口で、地村さんをはじめ、救う会の森本信二会長(69)ら地村さんの同級生9人が参加。来場者に署名を呼びかけ、応じた人に救出活動の象徴のブルーリボンを手渡した。 同市の女性(66)は「拉致被害者が一刻も早く日本に帰ってこられることを願っている」と話し署名していた。森本会長は「署名活動による国民の皆さんの拉致問題解決への強い意思表示が政府を動かす力になるし、被害者や被害者家族の心の支えにもなる」と述べた。 署名活動は27日にも同会場で行う。
福井新聞社