積雪が平年比3~4倍で都市機能まひ 列車運休、空港停電…生活の足ストップに大わらわ 青森の年末年始
空港に向かったとしても、除雪した雪を駐車場の一角に寄せるため、止めることができる台数が減り、さらに9連休が重なって利用者が増え、車が駐車できない状態が続きました。 ■生活道路にも… 雪・雪・雪… そして、生活道路も… ※三嶌亮二 記者 「こちらの道路は実は横断歩道、道路から寄せられた雪がうず高く積もっていて、信号がついていますが、渡ることできなくなっています」 1月4日。道路の端に雪が高く積み上げられ、それに伴って車道も…歩道も…道幅が狭くなっていきました。 ※雪かきをした人 「道路は狭いからどこの道路を通ってもだめ。そしてまた雪が降って雪を置くでしょう。だんだん積もってブルドーザーが来ないから、それが一番だめ」 火事に出動した消防車が現場にたどりつこうにも動かせず、スコップを持ち出して除雪作業といった場面もありました。 青森市役所には除排雪に関する相談が相次いでいて、3日の時点で8000件を超えました。本格的な雪の時期はこれからのはずですが、すでに「想定を超える豪雪」に自治体は大わらわとなっています。
青森テレビ