五百旗頭さんにお別れ 震災復興での活躍たたえ
東日本大震災復興構想会議議長などを歴任し、3月に80歳で死去した神戸大名誉教授の五百旗頭真さんを送る会が11日、東京都千代田区のホテルで営まれた。校長を務めた防衛大学校の学生が儀仗する中、黙とうをささげた。弔辞は3人が述べ、震災復興での活躍ぶりをたたえた。別室には思い出の品や写真が展示され、別れを惜しんだ。 蒲島郁夫前熊本県知事は「熊本地震からの復旧・復興に向けた有識者会議の座長をお願いするとすぐに引き受けて、緊急提言をまとめてくれた。県民のために惜しみなく力を注いでくれた」と振り返った。