【福岡ボート・PGⅠレディースC】データ的に怖いのは藤原菜希
＜11日・福岡ボート・5日目＞ ＜記者コラム・森大輔の勝ち組の法則＞ 優勝戦をいろんなデータから探っていきましょう。西スポレースチャンネルの優勝戦展望動画を見て頂けたファンの方は、動画のデータはここでおさらいできます。まずは通算V率から。 これは優出メンバーの勝負強さを数値化したものですが、トップは27.3％の遠藤エミ。さすが女子初のSGウイナーで、この数値は女子のトップクラス。323走という断トツのSG出走数が示すとおりに場数も踏んでおり、鵜飼菜穂子、谷川里江、田口節子しか達成していない大会連覇へ勝負強さにおいては問題ありません。
ただ、それでは穴党ファンは面白くないでしょう。そこで注目したいのは、イン以外での優勝の割合を示したイン以外のV率。これが高ければ高いほど、波乱を起こして優勝していることになります。トップは藤原菜希で62.5％という数字には食指が動きます、4コースのV経験もあり、通算V率も勝負強い部類に入る20％オーバーで遠藤に次ぐ数字。半年間の4コース1着率も30％と高いので、波乱の使者として白羽の矢を立てるにはうってつけでしょう。
