「気分だけでもラムネで爽快に」猛暑でフル稼働 1日2000本製造する日も ラムネ工場は大忙し
連日の猛暑が続く中、広島県呉市の食品メーカーでは、ラムネがフル稼働で製造されています。 【写真を見る】「気分だけでもラムネで爽快に」猛暑でフル稼働 1日2000本製造する日も ラムネ工場は大忙し 呉市三条にある老舗食品メーカー「中元本店」です。1925年の創業当時からラムネの製造を始めました。 戦艦「大和」で飲まれていた「大和ラムネ」に、藻塩入りの「塩ラムネ」など3種類のラムネを製造しています。 ラムネは、まず、昔からのレシピで香料などを混ぜて、味を確認しながら原液を作ります。そして、冷やした炭酸水を混ぜ、年季の入ったラムネ製造機で1本1本、詰めていきます。最後にビンを逆さにしてビー玉で栓をしてできあがりです。 例年は、梅雨明けと同時に最盛期を迎えますが、ことしは、梅雨入り前から猛暑が続いたため連日、製造機はフル稼働…。多いときで1日、およそ2000本を製造しています。 中元本店 若狭倫一 営業部長 「5月くらいから製造量の数が伸びてきています。暑さだけはどうにもならないので、気分だけでもこのラムネで爽快になってほしい」 中元本店よりますと、ことしは約12万本の出荷を見込んでいるということです。
中国放送