最先端の工作機械技術・製品を世界に 世界最大級の工作機械見本市「JIMTOF」開幕
世界最大級の工作機械見本市「JIMTOF2024(第32回日本国際工作機械見本市)」が5日、東京ビッグサイト(東京都江東区)で開幕した。主催は日本工作機械工業会、東京ビッグサイト。会期は10日までの6日間。JIMTOFは隔年開催で、今回の出展者数は1262社、5743小間と、過去最大規模となった。 【関連写真】にぎわう会場 JIMTOFは、工作機械と周辺機器が一堂に会するモノづくりの総合見本市であり、最先端の技術や製品が世界中から集まる国際的な技術ショーでもある。 今回の開催テーマには「技術のタスキで未来へつなぐ」を掲げた。開会式の主催者あいさつで、日本工作機械工業会の稲葉善治会長は「最先端の工作機械技術・製品をJIMTOFから世界に発信することで、製造業のポテンシャルを最大限に引き出し、無限に広がる未来の可能性を切り開こうという熱い思いがテーマに込められている」と強調した。 来賓の武藤容治経済産業相は「展示会を通じて日本企業の設備投資への意欲がさらに強まり、新たな成長の芽が一つでも多く見いだされることを心から期待している」と祝辞を述べた。開幕のスイッチオンセレモニーは稲葉会長、武藤大臣、東京ビッグサイトの前田信弘社長が行った。
電波新聞社報道本部