ロシア銃乱射テロ現場で追悼行事 モスクワ郊外、市民ら献花
3月22日に銃乱射テロが起きたモスクワ郊外、クラスノゴルスク市で30日、犠牲者の追悼行事が営まれた。世界的指揮者ゲルギエフ氏率いるオーケストラが追悼の曲を演奏。大勢の市民が参列し、現場となった「クロッカス・シティ・ホール」が入る複合施設の一角に献花した。 追悼行事はホールで銃撃があった午後8時前に始まった。屋外の仮設舞台でオーケストラが演奏する中、複合施設の外壁に犠牲者の顔写真が次々と映し出された。テロでは144人が死亡。ロシア非常事態省は30日、確認された負傷者が551人になったと発表した。 テロ発生翌日から、市民らは複合施設の一角に花束やぬいぐるみをささげている。(共同)