三井住友建設、大株主の旧村上ファンド系が株買い増し 18.27%
Shinichi Uchida [東京 15日 ロイター] - 旧村上ファンド系の南青山不動産が、共同保有者と合わせて三井住友建設株の保有比率を引き上げたことが15日提出の報告書で分かった。8日時点の比率は18.27%、前回報告時は17.13%だった。 保有目的は引き続き「投資および状況に応じて経営陣への助言、重要提案行為等を行うこと」としている。 三井住友建設は12日、施工中の国内大型工事で131億円の追加損失を計上したことに伴い、2025年3月期連結業績予想を下方修正すると発表。純損益は2年ぶり赤字となる80億円の赤字(従来予想45億円の黒字)に見直した。14円の年間配当予想は維持した。 今回の報告は、業績予想修正の公表前の保有状況に相当する。