高校6冠の坂井が大橋ジムへ ボクシング、プロ契約締結
ボクシングの大橋ジムは7日、兵庫・西宮香風高で高校6冠に輝いた坂井優太とプロ契約を結んだと発表した。横浜市内で記者会見した18歳の新鋭は「打たれずに打つボクサーになる。一歩一歩、確実に勝っていく」と意気込みを口にした。 兵庫県尼崎市出身。スピードと防御に優れた身長173センチのサウスポーで、全国高校総体などを制覇し、2022年には世界ユース選手権バンタム級で優勝した。既に同ジムに所属する世界スーパーバンタム級4団体統一王者の井上尚弥とも練習しているという。大橋秀行会長は「最高のホープ。完成度が高い」と評価し、今年6月にプロデビューさせる意向を示した。