中島（左）と大川（右）[写真]=三島大輔

　アディダスが主催するU-16年代セレクション『THE FAST』が行われた。セレクションの合格者は、JFAとアディダスによる育成年代の選手を対象としたプロジェクト『育成年代応援プロジェクト JFA アディダス DREAM ROAD』への参加権を獲得する。 　同日に開催された『アディダス フットボール プレゼンツ タケトーク！F50 エディション』に登壇した久保建英も見守る中、25名の選手たちがゲーム形式（25分×3本）でアピールした。今回のセレクションを経て、MF大川寛翔（鹿島学園高等学校）とFW中島大翔（大宮アルディージャU18）の2名が最優秀選手賞を受賞。『育成年代応援プロジェクト JFA アディダス DREAM ROAD』への参加が決定した。 　大川は「自分の全てを出して選ばれたので嬉しいです。結果を出せる選手を目指しているので、それに向かって頑張りたい」とコメント。中島は「素直に嬉しいです。素晴らしい賞をいただけるとは思っていなかった」と驚いた様子。将来に向けて「日本代表に入って活躍できる選手になりたい」と抱負を語った。 　昨年11月に発足した『育成年代応援プロジェクト JFA アディダス DREAM ROAD』では、世界基準の選手育成を目的にレアル・ソシエダやバイエルンなどの欧州クラブに選手たちを派遣している。影山雅永氏は「個人を磨いて成長できるまたとない機会になっています。今回選ばれなかった選手の皆さんも、また次の機会に向けて努力をしてほしい」とエールを送った。