【ラグビー・全国高専大会】奈良高専が仙台高専名取Cを3点差で制す。2年連続7回目の優勝。
1月4日に開幕した第55回全国高等専門学校ラグビーフットボール大会の決勝が神戸総合運動公園ユニバー記念競技場でおこなわれ、奈良工業高等専門学校が仙台高等専門学校(名取キャンパス)を22-19で下し、2年連続7回目の優勝を果たした。 2年連続で同じ顔合わせとなった全国高専大会の決勝は、第1シードの奈良高専と第2シードの仙台高専名取Cが対戦。互いにペナルティが目立った序盤から、前半14分にラインアウトモールから奈良高専NO8小泉心護が先制トライをマークし、5点を先取した。 仙台高専名取Cが21分にSO太田玄周が左大外のトライゾーンに飛び込み同点に追いつくが、前半終了間際の40分に奈良高専は、SO喜多拳世の突破を起点にWTB中原颯遵が左サイドからトライ。10-5の奈良高専リードで前半を折り返した。 ミッドフィールドでの展開が続いていた後半、12分に仙台高専名取CのCTB高橋知輝がインターセプトから走り切りトライゾーンの中央へ。SO太田玄周のコンバージョンも決まり7点を加えて逆転した。 ビハインドとなった奈良高専は17分にSO喜多拳世が自陣から突破してスピードに乗りトライ(G)。続けて21分にもトライライン前スクラムのチャンスからWTB中原颯遵が右スミに2本目をマークして12点を加え、再びリードを得た。(22-12) 仙台高専名取Cは27分にWTB三浦靖弘がインターセプトから1T1Gを返し3点差まで迫るが、このスコアのままフルタイムへ。奈良高専が22-19の接戦を制し、頂点に立った。