「間違いなくユウマの最も手強い相手だ」 1位鍵山優真に肉薄、海外メディアが舌を巻いた「驚くべき選手」
GPシリーズ第4戦・NHK杯
フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第4戦・NHK杯は8日、東京・代々木第一体育館で男子ショートプログラム(SP)が行われた。男子は1位から鍵山優真、三浦佳生、壷井達也の日本勢でトップ3を独占。2位に入った三浦は102.96点の自己ベストをマークした。海外メディアも「今シーズン、ユウマにとって間違いなく最も手強い相手だ」と高く評価している。 【動画】「うおおー!」 SP自己最高102.96点を記録し、キスクラで感情を爆発させた三浦佳生の実際の映像 最終滑走で会心の演技を披露。キス・アンド・クライで得点が表示されると「うおおー!」と雄叫びを上げ、感情を爆発させた三浦。その演技は海外メディアも高く評価している。そのひとつが、ルーマニアのフロレンティナ・トーン記者が運営する専門メディア「インサイドスケーティング」だ。 同メディアの公式Xで「カオ・ミウラは、それぞれのプログラムに魂を込めて、すべてのエネルギーを注ぎ込み、音楽と一体化している。私たちは、彼のそういうところが大好きだ」と演技を評した。さらに「彼は驚くべき選手であり、今シーズン、ユウマにとって間違いなく最も手強い相手だと、私たちはそう見ている」と鍵山のライバル1番手になり得る存在と称賛した。 演技後の取材では100点超えの得点に「終わった瞬間に『これは行ってくれ』という気持ちがあった。やりきったので、102点いただけて凄く嬉しいです。感情が凄く爆発して、久々にキス・アンド・クライで叫んじゃいました。『うおー! マジかよ』みたいな」と興奮気味に振り返った三浦。 トップの鍵山と2.74点差で迎える9日のフリーへ「彼は別格なので置いておいて、この点数をいただけたので、フリーもベストパフォーマンスを出せれば。映画の中に入り込めるような幸せ、悲壮感、いろんな感情を見ている方にくみ取っていただけるように、魂を込めて滑りたい」と意気込んだ。
THE ANSWER編集部