松本人志、訴訟取り下げ後初の“肉声”公開も「被害女性を尾行」疑惑触れず読者に募る不満
12月25日、1月から芸能活動を休止している「ダウンタウン」の松本人志が、芸能記者の中西正男氏の独占インタビューに応じた記事が公開された。 【写真あり】松本人志「性加害疑惑」被害女性の尾行を依頼した「男」 「2023年末の性加害疑惑の報道以降、松本さんはいっさい表舞台に出てきていませんでした。8月、最後にXを更新してからは、11月8日に疑惑を報じた文藝春秋と『週刊文春』の編集長らを相手取って起こしていた裁判を取り下げましたが、その際に出した声明以外にコメントもありませんでした。 今回、公開された記事は、あらためて関係者などにおわびの気持ちを表明するなど、裁判について言及する内容でした。また、収入が減ったことへの不安や、相方の浜田雅功さんへの思いなどを、騒動後、初めて“肉声”で届けたとあって、大きな話題になっています。 また、注目されていた復帰については、テレビ番組などではなく、独自でプラットフォームを作り、自身のファン向けにコンテンツを届けるという構想も披露していました」(芸能記者) インターネット上でも、この記事は大きな反響を呼んでおり、X上では《めっちゃスッキリした》《これまでの経緯や想いはとても腑に落ちるものでした》といった、肯定的な意見も聞かれている。 しかし今回の記事では、性加害疑惑やその騒動のなかで出てきた新たな疑惑についての“弁明”はなされなかった。 「裁判は取り下げましたが、『週刊文春』の記事自体が取り下げられたわけではありません。被害女性の主張に対する松本さんの見解などは、今回のインタビューではまったく触れられていません。 また、裁判中の7月には松本さんの代理人弁護士の田代政弘氏による被害女性への“妨害工作”が『週刊文春』に報じられました。被害女性と親交の深い男性との接触や、探偵業者を使って被害女性への尾行などをおこなっていたという内容です。 田代氏は『まったくの事実無根』と完全否定しました。松本さんも、反論するように自身のXで、田代氏の声明を転載するなどしていましたが、今回の記事ではこのことにもいっさい触れられていません」(前出・芸能記者) そういったことから、松本のインタビューに対して、X上の反応はポジティブなものばかりではない。《松本人志にとって都合の良いことを伝えるためだけ》《何で尾行させたの?とか聞いてない時点でめちゃくちゃ松本寄り》《反省も被害者への配慮も一切なく、保身とプライドとエゴが丸出し》と、疑惑への弁明がないことへの不満や、厳しい意見も聞かれている。 別の芸能記者はこう話す。 「この報道後、複数のメディアが、吉本興業へ活動再開などについて問い合わせしたところ『記事のとおりです』としています。事務所公認で、松本さんはインタビューを受けているということです。今回のインタビュアーを務めた中西氏は、もともと『デイリースポーツ』の芸能担当で、その時代から吉本興業とはつき合いが深い間柄でした。 年末年始で、週刊誌は合併号になり、当面は発売がありませんし、ワイドショーなどもあまり放送されない時期です。そういったタイミングで、松本さんの話したいことだけが書かれた内容が出たとなれば“都合のいい記事”と見られても仕方ないでしょう」 インタビュー記事内で、松本は《「イメージしていた空気じゃない」と思うところが多々ありました》と、裁判を取り下げた理由を明かしていた。今回の記事が出た後の“空気”は、想像どおりだったのだろうかーー。
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