マストチェックな2025年新作映画4選
『マインクラフト/ザ・ムービー』あの“四角い世界”が実写映画に……
2023年に公開され世界的大ヒットを記録した『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』に、最新作『ソニック × シャドウ TOKYO MISSION』が公開されている『ソニック・ザ・ムービー』シリーズ。ゲームをベースに制作された映画が数多ある中で、本作の完成を待ち望んでいる人も多いことでしょう。 それは、『マインクラフト/ザ・ムービー』。 史上もっとも売れたビデオゲーム“マインクラフト”の世界観が、ついに実写映画化されました。 主人公のスティーブがポータルに触れたことでテレポートした先は、異世界。そこは、自分が考えたモノをなんでも創造することができる不思議な世界、“オーバーワールド”だった……。 樹木、湖といった自然から、蜂、オオカミ、ブタなどの動物まで、何もかもが四角いブロック型の形状をしているこの世界。観客までもがマイクラワールドに足を踏み入れたかのような没入感があり、ワクワクが止まらない一作となりそうな予感。2025年、あなたも映画館でLET’S PLAY!
『セプテンバー5』五輪史上最悪の事件を通じて私たちに問いかける、報道のあり方
2021年に開催された東京オリンピック。その開会式では、1972年のミュンヘン五輪で、テロリストにより殺害されたイスラエル選手・コーチ11名を追悼する黙祷が行われました。オリンピックの開会式においてミュンヘン大会の犠牲者を追悼するのは、初めてのこと。事件から実に49年の時を経て実現したのです。 ミュンヘン大会の選手村で起きた人質殺害事件は、現代オリンピックの歴史に暗い影を落とす出来事のひとつだと言われています。この事件の一部始終を、生中継したテレビクルーたちの視点から描いたのが『セプテンバー5』です。
社会性とエンターテインメント性を両立させた傑作として「第81回ヴェネツィア映画祭」で上映されるやいなや、大絶賛の嵐を受けた本作。「第97回アカデミー賞」の最有力候補として、頭角を現しています。 人質たちの命の危険が迫る中、極限の状況下に置かれたクルーたちの緊迫感を追体験すると同時に<報道のあり方>を問う。世界情勢が刻々と変化し続ける今こそ観てほしい社会派映画です。