北九州市でエボラ出血熱の患者を想定した搬送訓練
九州朝日放送
22日午前、北九州市で致死率の高い感染症”エボラ出血熱”の患者発生を想定し、搬送の手順を確認する訓練が行われました。 訓練は、「海外で、エボラ出血熱で亡くなった人の遺体に触れた女性が、帰国後に発熱などの症状を訴えた」という想定で、福岡県と北九州市が合同で企画しました。 医師や保健師が自宅で診察した後、ウイルスなどの拡散を防ぐ装置を使って、患者を搬送するまでの手順を確認しました。 患者の対応には多数の職員が関わることから、必要な情報の確実な共有が課題で、北九州市ではチャットアプリなどを導入して、効率的な情報共有を目指しているということです。 市の担当者は、「どんな感染症が発生しても、速やかに対応できるようにしていきたい」と話していました。
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