光にセンバツ旗、授与 壮行式で生徒からエール /山口
第95回記念選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高校野球連盟主催)に出場する光高校(光市)で2日、センバツ旗の授与式と壮行式があった。 毎日新聞山口支局の内田久光支局長が、紺地に校名や校章を記したセンバツ旗を升田早人主将(2年)に手渡すと、集まった全校生徒約400人から大きな拍手が送られた。内田支局長は「冬の練習を乗り越えた自信を胸に、甲子園で精いっぱいプレーしてください」と激励。升田主将は「先輩たちが達成できなかった甲子園初勝利をし、光高野球部の歴史に新たな1ページを刻む」と決意を語った。 壮行式では、宮秋孝史監督から選手一人一人の背番号が発表され、生徒らは拍手で応援の気持ちを表した。生徒会長の井上実優さん(同)は「たくさんの人の期待と応援を胸に、今までの練習や仲間を信じて頑張ってください」と選手たちへエールを送った。4番打者で副主将の藤井啓輔選手(同)は「式で応援してくれる生徒の多さを改めて実感した。1勝を届けたい気持ちでいっぱいになった」と意気込んでいた。 大会は10日に組み合わせ抽選会があり、18日に阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)で開幕する。【福原英信】 〔山口版〕