オーベリが首位浮上 松山は3打差8位に 全米OP
【AFP=時事】男子ゴルフの今季メジャー第3戦、全米オープン選手権(2024 US Open Championship)は14日、米ノースカロライナ州パインハースト(Pinehurst)のパインハーストリゾート&CC(Pinehurst Resort & Country Club、パー70)で2日目が行われ、世界ランキング6位のルドビグ・オーベリ(Ludvig Aberg、スウェーデン)が通算5アンダーで単独首位に浮上した。 【写真】全米OP2日目に臨む松山、ウッズら(その他全16枚) メジャーデビュー戦となった4月のマスターズ・トーナメント(The Masters Tournament 2024)で2位に入ったオーベリは、この日1アンダー「69」でホールアウトして2位に1打差をつけた。 2020年大会覇者のブライソン・デシャンボー(Bryson DeChambeau、米国)とパトリック・キャントレー(Patrick Cantlay、米国)、トーマス・デトリー(Thomas Detry、ベルギー)が通算4アンダーで2位タイに続いている。 10年ぶりのメジャー勝利を目指すロリー・マキロイ(Rory McIlroy、北アイルランド)は「72」でスコアを落とし、トニー・フィナウ(Tony Finau、米国)、マチュー・パボン(Matthieu Pavon、フランス)と並ぶ5位タイに後退した。 2021年のマスターズ王者である松山英樹(Hideki Matsuyama)は、ノーボギーの「66」でスコアを伸ばし、通算2アンダーの単独8位に浮上。「ショートゲームが良かった」とラウンドを振り返り、決勝ラウンドに向けて意気込みを見せた。 一方、世界ランキング1位で大会前の優勝候補だったスコッティ・シェフラー(Scottie Scheffler、米国)は、メジャーでは自身初となるバーディーなしの「74」をたたいたものの、通算5オーバーの57位タイで予選を突破した。 メジャー通算15勝のタイガー・ウッズ(Tiger Woods、米国)は通算7オーバーで予選落ちとなった。3オーバー「73」で回ったラウンド後には「これがきょう出せる最高のスコアだったと思う」「週末に残れないのは悔しい」と肩を落とした。【翻訳編集】 AFPBB News